醸造元 秋田県仙北郡六郷町 合名会社 栗林酒造店
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以下のWEBサイトでも 春霞を紹介しています
秋田県酒造組合
秋田県酒造協同組合
蔵元玄関の水飲み場
六郷町は名水百撰に指定された、水の町です。奥羽山脈のふもと、 扇状地の上にあるため地下水が豊富で、 各家庭でも地下水を汲み上げて使用するのが一般的です。
町中には六十箇所以上の清水が湧き出ており、 それぞれに藤清水、台所清水、紙鋤き座清水などと名前がついています。 水を利用した産業として、サイダーメーカーが1社、 酒造メーカーが3社もあります。
春霞の仕込水は、地下25メートルから汲み上げた地下水です。 栗の木がそばにあるので、栗林の仕込水と呼んでいます。 蔵元の玄関には水飲み場が設けてあり、自由に飲んで頂いています。
地下水の温度は年間を通して約12度前後、水質は軟水。 一説には、酒を造るにはよく湧く軟水が良い、といわれるなど、 仕込み水は酒の味に大きな影響を与えています。 ですから、春霞の味はこの栗林の仕込み水があってこそ、醸しだされると言っても良いと思います。