歯の学校-大曲分校-  
動物の歯!!

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 (たたか)うための歯 || 動物の歯ミニミニ事典(じてん)


- 動物の歯ミニミニ事典(じてん) -







アリクイ 哺乳(ほにゅう)
貧歯(ひんし)
ありくい科
歯がない。舌(した)はねばねばしていて、アリをくっつけて口に運ぶ。
アシカ 哺乳(ほにゅう)
鰭脚(ききゃく)
あしか科
魚をくわえ込(こ)んで、丸ごと飲(の)み込(こ)む。
アンコウ 魚類 前歯は獲物(えもの)を捕(と)らえると内側(うちがわ)に倒(たお)れこみ、飲(の)み込(こ)みやすくする構造(こうぞう)になっている。(ちょうつがい関節(かんせつ)歯)
イッカク 哺乳(ほにゅう)
くじら目
いっかく科
長く伸(の)びている1本の角は左側の切歯(せっし)が変形(へんけい)したもの。
イヌ 哺乳(ほにゅう)
食肉(しょくにく)
いぬ科
42本。犬歯が長くて鋭(するど)い。上下の臼歯(きゅうし)ははさみのようにかみ合わさる。一番奥の2本はがっちりかみ合う。
イノシシ 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
いのしし科
44本。キバは上あごの犬歯が上に向かって伸(の)びていったもの。
イルカ 哺乳(ほにゅう)
くじら目
いるか科
200本以上の同じ形をした歯がある。
ウサギ 哺乳(ほにゅう)
うさぎ目
うさぎ科
28本。前歯はノミのように鋭(するど)く、一生伸(の)びつづける。食べる時は下あごを左右に動かす。
ウシ 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
うし科
32本。下顎(かがく)前歯は8本あるが、上顎(じょうがく)前歯はない。硬(かた)い上唇と下の歯で草を噛(か)み切る。
ウマ 哺乳(ほにゅう)
奇蹄(きてい)
うま科
40本。大きな前歯とがっちりした平らな奥歯。犬歯は小さい。
カエル 両生(りょうせい)
無尾(むび)
上あごにだけ歯があり、下あごにはない。
カバ 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
かば科
大きな口の中に歯はばらばらにしか生えていない。犬歯は強くて大きく、一生伸(の)びつづけ、時には上あごを突(つ)き抜(ぬ)けることもある。
カメ 爬虫(はちゅう)
かめ目
歯がなく、顎(あご)の肉が硬(かた)くなっている。
カンガルー 哺乳(ほにゅう)
有袋(ゆうたい)
カンガルー科
30本の歯。下の2本の前歯がシャベル状に前に突(つ)き出ていて草を掘(ほ)り起(お)こす。
キリン 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
きりん科
上あごには前歯がないが、下あごには前歯がある。舌(した)の長さが45センチもあり、木の枝(えだ)に巻(ま)きつけて葉(は)をしごいて取る。
クジラ 哺乳(ほにゅう)
くじら目
歯のある歯クジラと、歯のないヒゲクジラの仲間がいる。ヒゲクジラは上あごに垂(た)れ下がっているクジラヒゲという角質(かくしつ)の板(いた)で海水の中の小さなえさをこして食べる。歯クジラの歯の数は不規則(ふきそく)である。
コイ 魚類 口の奥(おく)の方に、えさをすりつぶすための歯を持(も)っている。咽頭歯(いんとうし)という。
コウモリ 哺乳(ほにゅう)
翼手(よくしゅ)
30本。昆虫(こんちゅう)を主食とする小型のコウモリと、くだものを主食とする大型のコオモリがいる。
サメ 軟骨(なんこつ)魚類 かみそりのように鋭(するど)い歯がたくさんある。すべて同じ円錐形(えんすいけい)をして、内側(うちがわ)に倒(たお)れこんでいる。歯ぐきの内側から次の歯列(しれつ)が成長(せいちょう)しながら回転(かいてん)して起(お)き上がってきて、何度も生え変(か)わる。
サル 哺乳(ほにゅう)
霊長(れいちょう)
32本。オスザルの犬歯は長くて大きいがメスザルの犬歯は短(みじか)い。
ジュゴン 哺乳(ほにゅう)
海牛(かいぎゅう)
じゅごん科
クジラと違(ちが)って、海草を食べる草食動物。
セイウチ 哺乳(ほにゅう)
鰭脚(ききゃく)
せいうち科
長く伸びた上あごの犬歯(キバ)で海底(かいてい)の貝を掘(ほ)る。
ゾウ 哺乳(ほにゅう)
長鼻(ちょうび)
ぞう科
奥歯(おくば)はワラジ大の歯が上下各1本出ている。一生に6回生え変わる。キバは前歯が大きくなったもので、犬歯はない。アフリカゾウにはオスメスともキバがあるが、インドゾウのメスのキバは小さくて見えない。
タイ 魚類 犬歯状(けんしじょう)の歯がたくさんある。強い顎(あご)で、かたい物を噛(か)み砕(くだ)くことができる。
タヌキ 哺乳(ほにゅう)
食肉(しょくにく)
いぬ科
臼歯(きゅうし)の山が3列になっている。
ツチブタ 哺乳(ほにゅう)
管歯(かんし)
つちぶた科
歯は臼のような形をしていてエナメル質がない。成長(せいちょう)するにつれて歯の数が少なくなっていく。歯に小さな穴(あな)がたくさんあいているので、管歯類(かんしるい)と呼ばれる。
毒ヘビ 爬虫(はちゅう)
へび目
(きば)の中に溝(みぞ)がとおっている。普段(ふだん)は口の奥(おく)の方で倒(たお)れていて、口を大きく開(あ)けると自動的(じどうてき)に立ち上がる。
ネコ 哺乳(ほにゅう)
食肉(しょくにく)
ねこ科
30本。肉食獣(にくしょくじゅう)の仲間(なかま)なので、獲物(えもの)をかむ顎(あご)の力が強い。奥歯(おくば)は鋭(するど)くとがって山になっている(裂肉(れつにく)歯)。骨(ほね)をしゃぶるのに便利(べんり)なざらざらした舌(した)を持(も)っている。
ネズミ 哺乳(ほにゅう)
げっ歯目
16本。物をかじる力が強く、あごを動かす筋肉(きんにく)は複雑(ふくざつ)でよく発達(はったつ)している。下あごを前後に動かして食べる。
ハイエナ 哺乳(ほにゅう)
食肉(しょくにく)
ハイエナ科
他の動物の食べ残しを食べるため、骨(ほね)を噛(か)み砕(くだ)く丈夫な顎(あご)を持っている。
ピラニア 魚類 すべての歯がかみそりのようにとがっている
フグ 魚類 歯板(しばん)と呼(よ)ばれる板(いた)のような前歯が4枚ある。奥(おく)には丸い歯が敷石状(しきいしじょう)に並(なら)んでいる。
ブタ 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
44本。オスの犬歯は一生伸(の)びつづけるが、メスの犬歯は発育(はついく)を途中(とちゅう)で止めるためオスに比べて小さい。
マムシ 爬虫(はちゅう)
へび目
くさりへび科
(どく)キバに管状(くだじょう)の毒の通り道がある。顎(あご)は2段構(かま)えで大きく開口(かいこう)できる。
マンボウ 魚類 歯全体が板(いた)のような形をしている。
モグラ 哺乳(ほにゅう)
食虫(しょくちゅう)
もぐら科
42本。臼歯(きゅうし)は虫を食べやすいように、とがった突起(とっき)がある。1日に自分の体重と同じくらいのミミズや虫を食べる。
モルモット 哺乳(ほにゅう)
げっ歯目
てんじくねずみ科
20本の歯。一生伸(の)びつづけるため、伸びすぎないように絶(た)えず何かをかじっている。
ヤギ 哺乳(ほにゅう)
偶蹄(ぐうてい)
32本。上の前歯がない。
ライオン 哺乳(ほにゅう)
食肉(しょくにく)
ねこ科
ネコと同じ仲間で、顎(あご)はかみ合わせるだけですりつぶしはできない。
ワニ 爬虫(はちゅう)
わに目
前歯も奥歯(おくば)も円錐形(えんすいけい)。ばらばらにすき間があり、獲物(えもの)を食いちぎり丸呑(の)みする。クロコダイル科は口をかみ合わせた時下あごの2本の歯が外側(そとがわ)に出る。アリゲーター科は歯が全部隠(かく)れてしまう。






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