農業科学館のバラ |
農業科学館のバラ園には、約200種300株のバラが植えられています。毎年、初夏に「バラフェスタ」が、秋には「オータムフラワーフェスタ」が開催され、色とりどりの花がバラ園を彩ります。(花の見頃は、6月中旬~下旬・9月下旬~10月中旬頃です。)以下には、今後公開予定のバラも含まれています。また、写真は順次更新していく予定です。 |
バラの系統・品種名の下のアルファベットは、
以下のようなバラの系統を表します。
H.T (Hybrid Tea Roses ) | ・・・・・ | 四季咲き大輪系のバラ |
Fl. (Floribunda Roses) | ・・・・・ | 四季咲き中輪房咲き系のバラ |
Eng (English Roses) | ・・・・・ | イングリッシュローズ系のバラ |
O.G.R (Old Garden Roses) | ・・・・・ | ハイブリッドティーができる以前のバラの系統 |
A (Antique Touch Roses) | ・・・・・ | アンティークタッチ系のバラ |
Min (Miniature Roses) | ・・・・・ | ミニチュア系のバラ |
Cl. (Climbing Roses) | ・・・・・ | つる性のバラ |
S (Shrub Roses) | ・・・・・ | 半つる性のバラ |
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写真 | 品種名 | 系統 | 作出国 | 発表年 | 特徴等 |
アイスバーグ | Fl. | ドイツ | 1958 | 「アイスバーグ(氷山)」の名前の通り、透明感のある真っ白な半八重咲きの花弁で、ドイツ語で「白雪姫」の意味の「シュネービッチェン」とも呼ばれている。清楚な白花が美しい、フロリバンダを代表する人気品種。 | |
アイスフォーゲル | Cl. | ドイツ | 2016 | 花色の中心が茶色、外弁にむかってピンク~ライラックブルーの特徴的な色合い。ドイツ語で同様の色合いの鳥「カワセミ」が名前の由来。花弁数が多くボリュームのある花が、咲き方によって様々な表情を見せる。 | |
アクロポリス ロマンティカ |
S | フランス | 2002 | 外側は濃いピンク、最終的にはグリーンがかる覆輪のカップ咲き。枝は長く伸びるのでつるバラ仕立ても可能。 名前の由来はギリシャのアテネの神殿(世界遺産)からきている。 | |
アシュラム | H.T | ドイツ | 1998 | 茶色を帯びた濃いオレンジの花色で丸弁平咲き 。花もちがよく、樹形はコンパクトに育つので鉢植えにも向く。 | |
アダージョ | H.T | ドイツ | 2023 | 白地にピンクの色あいが可愛らしい大輪花。花名は、咲き始めの白からピンクへゆっくりと移り変わる様からアダージョ(音楽用語の「ゆっくりと」)に。フルーツ香を中心とした香りも楽しめる。 | |
アプリコット キャンディ |
H.T | フランス | 2007 | アプリコット色の半剣弁高芯咲き。花もちがよく、雨にも強い。耐暑性、耐寒性、耐病性がある強健な品種。 | |
アメリカン スピリット |
H.T | アメリカ | 1989 | 濃紅色の半剣弁高芯咲き。花弁30枚、花径13㎝程度で、強健種である。 | |
あゆみ | H.T | 日本 | 2009 | 京成バラ園芸が創立50周年を迎え発表したバラ。黄色の花色は褪色が少なく、 剣弁高芯の花形やティー系のさわやかな香りが凜とした印象を与える。 | |
アライブ | H.T | フランス | 2007 | 育てやすく、美しく、芳しい品種。多年生植物や、灌木などとの混植にも向き、耐病性も際立つ。レモンバーベナとアプリコットのフレッシュな香り。元宝塚トップスターで人気女優の、瀬奈じゅんさんに捧げられた。 | |
アラン ティッチ マーシュ |
S | イギリス | 2005 | ローズピンクの八重咲き。耐病性に優れ、落ち着いた温かみのあるオールドローズの香りとともに大輪を咲かせる。 | |
アロマテラピー | H.T | アメリカ | 2006 | 濃い桃色の剣弁高芯咲き。フルーティーな強香をもつバラで、花が開花するとともに、うっとりするような香りが空気を満たす。まさに、「アロマテラピー」である。 | |
アンクル ウォルター |
Cl. | イギリス | 1963 | 濃赤の剣弁高芯咲き。濃い赤の大輪の花。花付きが良く丈夫で、寒冷地での栽培にも適している。昔から愛されている赤のつるバラの銘花。 | |
アンドレ グランディエ |
H.T | フランス | 2011 | ライトイエローの丸弁平咲き。花付きが良く、黒星病に強い稀少な黄色系品種で、樹勢も良く、育てやすい。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に登場する「アンドレ」に由来する。最後まで愛するオスカルに暖かく寄り添った、アンドレの強く深い愛を秘めた心を表現したといわれる。 | |
いろは | Fl. | 日本 | 2010 | 濃赤中心白、裏弁白の丸弁平咲き。花弁の赤色と、中心や裏側の白色のコントラストが鮮やか。 | |
ウィリアム シェークスピア 2000 |
S | イギリス | 2000 | 黒赤紫色の房咲きでカップ咲きからロゼット咲きとなる。強い香りがありモダンダマスク香にレモン香がのる。 | |
ウェデイング ベルズ |
H.T | ドイツ | 2010 | 近年少ない、樹形がまとまった木バラの整形花。樹勢が良く、たくさんの葉をつけ、しっかりとした枝の先に大きな花をつける。美しい緑の照り葉で、黒星病、うどんこ病にとても強い。 | |
ウーメロ | S | フランス | 1996 | フリルの花が咲き乱れふわっと香りが漂う。冬に1m弱に剪定して仕立てると管理しやすく、花付きがよい。1996年ハーグ国際コンクール金賞。 | |
歌姫 (うたひめ) |
H.T | 日本 | 1992 | 濃ピンク色で丸弁高芯咲き。香りのバラとして「ポプリ」等に魅力のある品種。 | |
ウルメール ムンスター |
Cl. | ドイツ | 1983 | ビロード赤の半剣弁高芯咲き。大輪の花を咲かせ、大変華やかな空間を作る。寒冷地にも適し、,枝は固く、フェンス向き。花名はドイツの都市ウルムにある大聖堂からつけられた。 | |
エリナ | H.T | イギリス | 1983 | クリームイエローの丸弁高芯咲き。耐寒性、耐暑性、耐病性があり育てやすい。強健な性質で、世界的に高い評価を得ている。微香。 | |
エル | H.T | フランス | 1999 | フランスの有名女性誌「ELLE」にちなんで名づけられたバラ。外弁がウォームピンクで中心が杏色と、豊かな色彩が微妙にいりまじる。丸弁抱え咲き。 | |
王妃 アントワネット |
H.T | フランス | 2011 | ローズピンクの波状弁抱え咲き。甘い、華やかなティーローズの香りを開花とともに放つ。耐病性に優れ、枝の発生が良く、元気な株に成長する。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に登場する「マリー・アントワネット」に由来する。フランス最後の王妃マリー・アントワネットの華麗さと優雅さを表現したといわれる。 | |
オーギュスト ルノアール |
H.T | フランス | 1995 | 濃いローズピンク色で、剣弁高芯からロゼット咲きになる。ダマスク系の香りが魅力的である。フランスの印象派画家の名をつけた花である。 | |
オクラホマ | H.T | アメリカ | 1964 | 紫がかった黒紅色の半剣弁咲き。濃厚な香りを放つ早咲き性の強健種。 | |
オスカル フランソワ |
H.T | フランス | 2004 | 白色の剣弁高芯咲き。花首の長さ、葉、茎のバランスが良く、整った樹形に育つ。耐暑性、耐病性にすぐれる稀少な白バラ大輪品種。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に登場する「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」に由来し、フランス革命の時代を情熱的に生きた男装の麗人の面影を表現したといわれる。 | |
オドゥール ダムール |
H.T | ドイツ | 2018 | 花名は「愛の香り」で素晴らしい香りのバラ。すらりと伸びた枝に青みを含む濃いピンクの花は、光を受けると鮮やかな花色になる。耐病性もある魅力あふれるバラ。 | |
オリビア | H.T | ドイツ | 1994 | 濃い赤色の半剣弁高芯咲き。花弁数32~35枚、花径15㎝程の花となる。花枝が長く、切花に向く。 |
写真 | 品種名 | 系統 | 作出国 | 発表年 | 特徴等 |
ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ |
H.T | アメリカ | 1998 | 故ダイアナ元英国皇太子妃を記念したバラ。クリームイエローの花弁にピンクから珊瑚色がのる。わずかに香りがある。 | |
大文字 (だいもんじ) |
H.T | 日本 | 1981 | 朱赤色の大輪種。剣弁高芯咲きで、花弁は厚い。 | |
ダイヤモンド ジュビリー |
H.T | アメリカ | 1947 | アイボリー色の半剣弁高芯咲き。白バラの代表的な花で、多花性である。香りが強い。 | |
たつこ姫 | H.T | 日本 | 2002 | 未発売種で、本館で試験栽培中の品種。秋田県を代表する湖「田沢湖」の主とされる「たつこ姫」の名をつけた。 | |
ダブル ディライト |
H.T | アメリカ | 1977 | 「二重の喜び」という意味の名。アイボリー色の花弁の縁に鮮やかな赤色がのる。二つの色と香りを楽しめる「トリプルディライト」と言っていい品種である。早咲きの強健種。 | |
丹頂 (たんちょう) |
H.T | 日本 | 1986 | 開花につれて花弁先の赤みが濃くなる。白い花弁の先に紅がさす姿がツルのタンチョウを思わせるため、この名がついた。 | |
チャールストン | Fl. | フランス | 1963 | 色変わり品種の代表種。咲き始めはほぼ黄色で弁端が少し赤みがかる。開くほどに弁端の赤が広がって行く。 | |
チャイコフ スキー |
H.T | フランス | 2000 | ロシアの著名な作曲家にちなんで命名された品種。花色はクリームイエローで、中心が黄色を帯びる。半剣弁ロゼット咲きのバラである。 | |
ツル ゴールド バニー |
Cl. | フランス | 1991 | 黄色の丸弁カップ咲き。フロリバンダのゴールド・バニーの枝変わり品種。花付きがよく、早咲きで、春以降ぽつぽつ返り咲く。 | |
ツル サラバンド |
Cl. | フランス | 1968 | 朱色 丸弁平咲き。つるバラの人気品種で丈夫で育てやすい。「サラバンド」は舞踏曲の一種。 | |
ツル ヘルツアス |
Cl. | ドイツ | 2009 | ベルベット赤の半剣弁高芯咲き。混じりけのない赤の花色は、数ある赤バラの中でも比類のない美しさ。大輪系「ヘルツアス」の枝変わりで、花もちが良い。棘が少ないので扱いやすく、アーチ仕立てなどにすると、美しい花色を間近で楽しむことができる。 | |
ティージング ジョージア |
S | イギリス | 1998 | ティーローズの香りの上品な黄色のバラ。中心は深みのあるイエロー、花びらは外側に向かってだんだんと反り返り、淡いイエローになっていくカップ咲き。強健に育ちつつも優美さが残り、バランスのとれシュラブとして、また、つるバラとしても育てることができる。病気になりにくく、耐寒性も十分ある。ドイツのメディア界で名の高いメイヤー夫妻(妻の名はジョージア)にちなんで名前が付けられた。 | |
ティップン トップ |
H.T | ドイツ | 2015 | 優しいオレンジ色を含んだ黄色の花は、表情豊かな大輪系。葉は照り葉で丈夫。柑橘系の香りを含む。花名はオレンジジュースを使ったカクテルに由来する。 | |
デザート ピース |
H.T | フランス | 1992 | 黄色の花弁の縁が赤く染まる半剣弁高芯咲き。はっきりした鮮やかな色のバラ。 | |
トイ トイ トイ! | H.T | ドイツ | 2014 | 赤、黄、白の八重咲き。暑さ、寒さに強く、耐病性にも優れている。花名は、「幸運を祈っています!」という、ドイツのおまじないの言葉で、大事な試験の前、好きな人に告白する前など、うまくいって欲しい時に使う。 | |
ドフト ゴールド |
H.T | ドイツ | 1981 | 濃黄色の半剣弁高芯咲。花名が「香る金」という意味で、香りが強い。 | |
ナース マサコ |
詳細不明 | ||||
ノイバラ | 野生原種 | 日本 | - | 日本に古くからある野生のバラ。耐病虫性、耐寒性、耐暑性、耐乾湿性にも優れ、丈夫よく伸びるためアーチや壁面などに向く。香水の原料になるほか、原種として各種バラの品種改良に使われ、日本では接ぎ木の台木にも使われる。 | |
ノヴァーリス | H.T | ドイツ | 2010 | ブライトヴァイオレットのカップ咲き。青バラ系の中では、最も丈夫で病気に強い品種。花名は小説「青い鳥」の作者で、18世紀ドイツの詩人の名前。 |
写真 | 品種名 | 系統 | 作出国 | 発表年 | 特徴等 |
パウル・クレー | Fl. | 日本 | 2014 | 連続開花性に非常に優れているため、花がらをまめに取り除けば、春から秋にかけて絶え間ない開花が楽しめる。香りの質も良く、爽やかなフルーツの香り。色合いから、20世紀のスイスの画家、パウル・クレーの名を付けられた。 | |
白鳥 (はくちょう) |
H.T | 日本 | 1989 | 白色の剣弁高芯咲き。花弁数38枚、花径13~15㎝程の花となる。花首が強い。 | |
パシュミナ | Fl. | ドイツ | 2008 | 緑を帯びた白で中心が淡いピンクの花色でカップ咲き。小ぶりの花が房になってころころと咲き、とても可愛らしい。花もちがよく、株はコンパクト。うどんこ病・黒星病に強い品種。 | |
初恋 (はつこい) |
H.T | 日本 | 1994 | 白色に、中心が濃ピンク色の剣弁高芯咲き。花弁数は25~30枚、花径は11~12㎝程。 | |
パット オースティン |
S | イギリス | 1995 | 明るいオレンジのカップ咲き。品種名は作出者の妻の名前といわれる。 | |
花山吹 (はなやまぶき) |
H.T | 日本 | 2016 | 花とバランスのよい大きさの葉。花名は、源氏物語で紫の上を見初めた際の光源氏の衣の色にちなむ。 | |
バニラ パヒューム |
H.T | アメリカ | 1999 | クリームベージュ色の剣弁高芯咲き。デリケートな花色によく整った形が調和した美しい品種。中香。 | |
パパ メイアン |
H.T | フランス | 1963 | 「黒バラ」の名花。剣弁高芯咲きで、ビロードがかる黒赤色の花弁が特徴である。 | |
パブ・ロック | S | 日本 | 2013 | 低温時には深いローズレッドに、高温時にはローズレッドの花色で開花。香水のような、ダマスク香とフルーツ香の合わさった香りが最大の特徴。拡散性の強い香りのため、早朝から午前中がよく香ります。 | |
はまみらい | H.T | 日本 | 1994 | 明るいサーモンピンク色の剣弁高芯咲き。花弁は中質で30~35枚、花径は13~15㎝で、やや酸味のある甘い芳香がある。横浜開港150周年を記念するバラとして、公募で名づけられた。 | |
パール イヤリング |
H.T | オランダ | 2020 | 香り高い白の大輪花。柑橘の香りを含む甘い香りが楽しめる。上品さと親しみやすさからパールのイヤリングをイメージして命名された。 | |
晴世 (はるよ) |
H.T | 日本 | 1990 | 上品な淡いピンク色で、弁端が濃くなる剣弁高芯咲き。甘い香りを放つ。バラの育種家・故鈴木省三氏が金婚式を記念して晴世(はるよ)夫人に捧げたバラである。 | |
ハンス ゲーネバイン |
Fl. | ドイツ | 2009 | ピンク色のカップ咲き。耐病性に優れ非常に育てやすい。花名は海外で著名な園芸家。 | |
緋衣 (ひごろも) |
H.T | 日本 | 1990 | 濃い赤色の半剣弁高芯咲き。花径は13㎝程で、一房に2~4輪の花をつける。1990年JRCで金賞受賞。 | |
ピエール ドゥ ロンサール | Cl. | フランス | 1987 | 2006年、日本で開催されたバラ会議で殿堂入りした品種。クラシックな花形で人気の高いつるバラ。薄いピンクの花びらが中心になるほど濃くなり、深いカップ咲きからロゼット咲きへと変化する。微香。 | |
ピース | H.T | フランス | 1935 (1945) |
1935年開発当初の名前は「マダム アントワーヌ メイアン」。第二次世界大戦中にアメリカに渡り、戦後1945年に平和への願いを込めて「ピース」と再命名されて世界に広まった名花。交配親として利用されることが多い。クリーム色に紅色の覆輪。 | |
ビブ ラ マリエ! | H.T | フランス | 2010 | 白色の丸弁ロゼット咲き。メイアンと京成バラ園芸の友好50周年を記念して名づけられました。 | |
ビブ レ バカンス! |
Fl. | フランス | 2011 | 株はコンパクトで多花性な上にセルフクリーン。一株でも華やかでコンテナ栽培に向く。黒星病、うどんこ病に強い。 | |
ピンク サクリーナ |
S | フランス | 2006 | 桜色の一重咲き。花名の「サクリーナ」には、「桜のようなバラ」という意味が込められている。 | |
ピンク ノック アウト |
Fl. | フランス | 2004 | ピンクの半八重咲き。耐暑性、耐寒性、耐病性に優れた強健種。 | |
ピンク・ピンクッション | S | 日本 | 2017 | 淡いコーラルピンクで、ツンツンととがった花卉がとても目を引き、花もちがとてもよい。四季咲き性・連続開花性が強く、樹形のバランスもよく旺盛に茂る。 | |
ファイヤーワークス ラッフル |
Fl. | オランダ | 2014 | 黄色弁で先が赤みがかる深裂弁ポンポン咲き。春は菊のように細く黄色い花弁の先が赤味がかり、花火のように咲く。夏の高温期には、黄色一色になる。 | |
フアウンテン スクウェア |
H.T | アメリカ | 1993 | 乳白色の半剣弁高芯咲き。すっきりとした美しさをもつ形の花である。耐病性が強い。 | |
ファビュラス! | Fl. | アメリカ | 2000 | 絶えることなく咲き続け、耐病性、耐寒性に優る。花名は「素晴らしい!」の意味。植え付け1年目は細い枝が多くでるが、翌年から勢いがついて太いシュート(若枝)がどんどん出てくる。実も楽しめる。 | |
フェルゼン 伯爵 |
Fl. | フランス | 2009 | 紫の波状弁高芯~平咲き。中輪系には珍しい強香品種で、シトラスとバーベナを思わせる香りがある。いくつもの花が房になって次々と咲き、美しく巻いた蕾が開いていく過程も楽しめる。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に登場する「フェルゼン」に由来する。王妃アントワネットの心をつかんだほど魅力的なフェルゼンの、高貴で洗練された姿を表したといわれる。 | |
ブラック ゴールド |
H.T | フランス | 2008 | ビロード゙質の黒みがかった茶褐色に、裏弁が黄色という従来にない色彩。濃い緑の葉が大人の雰囲気を醸し出す。 | |
ブラック ティー |
H.T | 日本 | 1973 | 夏は朱赤色、秋には濃い紅茶色に変化する。気温が高くなると赤みが強く出るという特徴をもつ。香りは中香。 | |
ブラック バカラ |
H.T | フランス | 2000 | 黒赤の半剣弁咲き。花びらが厚くしっかりしている。花もちが良く、花立ちも多いため、切花としても人気の品種。 | |
ブラック マリー |
詳細不明 | ||||
プラム パーフェクト |
FL. | ドイツ | 2009 | 力強い青紫色が印象的な花。気温の高い時期でも花弁が茶色く焼けることなく、美しい色を保つ。木立性で葉はよく茂り、樹勢が強く耐病性も高い。 | |
フリージア | Fl. | ドイツ | 1977 | 鮮やかな濃黄色で、花付きがよい優良種。咲き始めは抱え咲き、咲き進むと弁端が少し剣状になる。フロリバンダ(FL・・四季咲き中輪系のバラ)の中では、 数少ない香り高い品種である。 | |
プリンセス アイコ |
FL. | 日本 | 2002 | 敬宮愛子内親王殿下のご誕生を祝して名付けられた。蕾から巻いた花弁が開いていく様子が優雅でとても美しい。花つきが多く、長く咲き続ける。2001年JRC銅賞受賞。 | |
プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ |
H.T | フランス | 2014 | モナコ公国のシャルレーヌ公妃に捧げられたバラ。ややオークルの色味が入ったパステルピンクの花色が、フリルがかった花弁と相まって、大変華やか。伸長力のある品種で、切りバラにしても楽しめる。 | |
プリンセス ドゥ モナコ |
H.T | フランス | 1981 | ハリウッド女優からモナコ公国王妃となった故グレース・ケリー妃に捧げられたバラ。白地に鮮やかなピンクの覆輪を見せる。深緑の葉と花の対比が美しい花である。 | |
プリンセス ミチコ |
Fl. | イギリス | 1966 | 美智子上皇后陛下が、皇太子妃時代にイギリスの育種家から贈られたバラ。濃オレンジ色の丸弁で、半八重咲きの大きな房になる。 | |
ブルー シャトー |
H.T | 日本 | 1994 | ラベンダー色の整った剣弁高芯咲き。強い芳香がある。花弁の重ねが多く、ボリュームがある。花もちがよい。 | |
ブルー パヒューム |
H.T | ドイツ | 1977 | 赤みの強いラベンダー色の丸弁高芯咲き。数輪の房咲きで、花付きがよい。濃厚な香りがある。 | |
ブルー ムーン |
H.T | ドイツ | 1964 | 藤色の代表的品種のひとつ。ラベンダー色の半剣弁抱え咲き。強い芳香がある。 | |
ブルー ライト |
H.T | 日本 | 1995 | 藤色の剣弁高芯咲き。藤色の美しい花形と、素晴らしい芳香を併せ持った品種。 | |
フレグラント アプリコット |
Fl. | アメリカ | 1999 | アプリコットの花色、剣弁高芯咲き。花付きが良く、ダマスク=ムスクの強香をもちます。暑さに強く、夏の花色がすばらしい。 | |
フレンチ レース |
Fl. | アメリカ | 1982 | アイボリーホワイトの波状弁咲き。花形、花もちが良く、強健な株。 | |
フロキシー ベビー |
S | フランス | 2013 | 花つきがとてもよく、野ばらのような可憐な小輪花が繰り返し咲く。小粒の実は美しく色づき、枝ぶりもよく、アレンジメントでも楽しめる。 | |
ベビー ロマンティカ | Fl. | フランス | 2003 | オレンジとピンクが交じり合った花色のロゼット咲き。房咲きで花付きのよい品種で、花もちもよくアレンジメントにも向く。 | |
ベルサイユの ばら |
H.T | フランス | 2012 | 真紅の剣弁高芯咲き。うどんこ病や黒星病にも強く、丈夫で育てやすい。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に由来する。ビロードのようになめらかで、つややかな輝きを帯びた真紅の大輪花は、情熱的な「ベルサイユのばら」の世界を表したといわれる。 | |
ヘンリー フォンダ |
H.T | アメリカ | 1995 | 深い黄色の剣弁高芯咲き。褪色が少なく、純黄色の強健種。黄色のバラを愛培した米国の名優ヘンリー・フォンダに捧げられた。 | |
芳純 (ほうじゅん) |
H.T | 日本 | 1981 | 香りのバラの代名詞。素晴らしい香りがあり、化粧品メーカーがこの花の香りと同じ香水を合成した。サーモンピンクを帯びたローズ色の半剣弁高芯咲きで、ボリュームのある花を咲かせる。 | |
ボニカ'82 | S | フランス | 1982 | 株全体を覆うくらいに花がつく。耐寒性に抜群に優れ、少なめの日照でも育つ。2003年世界バラ会連合殿堂入り。 | |
ポラリス アルファ |
FL. | ドイツ | 2015 | 明るい黄色の花は、丸みのある濃い緑色の照り葉とのコントラストで、一層明るく輝いて見える。花名は、北極星の名前。ティーの優しい香り。 | |
ホリデー アイランド ピオニー |
H.T | オランダ | 2013 | 白地にピンクの覆輪の丸弁ロゼット咲き。白地にローズピンクが、絵の具を吹き付けた模様のようにのり、華やかな中にも可愛らしい雰囲気を持つ。 | |
ボレロ | Fl. | フランス | 2004 | 淡いピンク色のロゼット咲き。花びらがふんわりと重なり、繊細な印象を受ける。病気に強く、樹形がコンパクトなため鉢植えにも向く。 | |
ホワイト クライマー |
詳細不明 | ||||
ホワイト クリスマス |
H.T | アメリカ | 1953 | アイボリー色の半剣弁高芯咲き。白バラの代表的な花で、多花性である。香りが強い。 |
写真 | 品種名 | 系統 | 作出国 | 発表年 | 特徴等 |
マイスタージンガー | S | 日本 | 2015 | ダマスク香と柑橘系のフルーツ香の合わさった香り。高らかに歌うような香りと病気に強く屈強なイメージから、15~16世紀のドイツで活躍した職匠歌人に因んで名付けられた。 | |
マウント シャスター |
H.T | アメリカ | 1963 | 白い半剣弁高芯咲き。花名は、アメリカにある、不思議な力を持つといわれている山の名前。 耐暑性、耐寒性に優れ、病気にも強く強健に育つ。 | |
マキシム | H.T | ドイツ | 1994 | 半剣弁抱え咲き。クリーム色に濃いピンクの覆輪が目を引く。花弁が丈夫である。 | |
正雪 (まさゆき) |
H.T | 日本 | 1992 | 花径が20㎝を超えることもある半剣弁の巨大輪。白色の強健種で、梅雨時でも安定的に開花する。 | |
マチネ | FL. | ドイツ | 2019 | 株はコンパクトで花付きが良く、春~秋までよく咲き続ける。品種名は仏語の「朝・午前」から命名された。青みがかかった色はひんやりとした早朝を、ピンクがかった色は暖かな昼前のイメージ。2021年JRC銀賞、他受賞。 | |
マドモアゼル メイアン |
H.T | フランス | 2016 | オレンジがかったピンクの丸弁ロゼット咲き。メイアン家の女性たちへのオマージュとして捧げられたバラ。 | |
マヌウ メイアン |
H.T | フランス | 1979 | 濃いローズピンク色の半剣弁盃状咲き。房咲きで花つきのよい丈夫な品種である。 | |
マルコポーロ | H.T | フランス | 1993 | 黄色に薄いオレンジ色が入る半剣弁高芯咲き。樹勢が強く、丈夫な品種である。花色が「黄金郷」をイメージさせることからこの名がついた。(マルコポーロの東方見聞録から) | |
万葉 (まんよう) |
Fl. | 日本 | 1988 | 中輪系としては大きめの輝くようなオレンジ色の花を咲かせる。強健で耐病性に優れ、オールドローズのように波打つ花びらが優美。万葉の時代をイメージした花。 | |
ミケランジェロ | H.T | フランス | 1997 | ルネッサンス期の画家の名をつけた花。花色は、ミモザのような鮮やかな黄色である。褪色が少ない。クラシカルな形と鮮やかな色がマッチした花である。 | |
ミスター リンカーン |
H.T | アメリカ | 1964 | 黒紅の半剣弁高芯咲き。黒バラ芳香種として長い間人気を保っている。耐病害虫性に優れ育てやすい。 | |
魅惑 (みわく) |
H.T | 日本 | 1988 | 花弁の縁にピンクが入る半剣弁高芯咲き。やや緑がかった白地にピンクのふちどりが非常に美しくあらわれる。香りも強く、花付きがよい。耐病性に優れる。 | |
夢想 (むそう) |
H.T | 日本 | 1999 | オレンジ色で外弁にピンク色がのる美しい巨大輪。咲ききっても花形が乱れない気品ある花である。強健種。 | |
女神 (めがみ) |
H.T | 日本 | 1980 | 柔らかいピンク色の剣弁高芯咲き。花もちがよく、コンテストに向く花である。 | |
メモアー | H.T | ドイツ | 1992 | クリーム白色の半剣弁咲き。花弁数30~35枚、花径10~12㎝程である。芳香種。 | |
メルヘンツァウバー | Fl. | ドイツ | 2015 | 非常に育てやすく、手間をかけずに魅力的な花が繰り返し楽しめる。実がつきにくく、咲きがら摘みをしなくても次々に咲く。花名はドイツの雑誌に因む。バニラのような甘さを含むフレッシュでフルーティーな香り。 | |
メロウ | S | 日本 | 2015 | 香りの質が良く、強い、柑橘系のフルーツ香。丸弁のカップ咲で、花色は、クリーム色~アプリコット~アプリコットピンクと季節によって変わる。品種名は、アイルランドの人魚伝説に因んで命名。 | |
モニカ | H.T | ドイツ | 1985 | 濃橙色で、裏弁が黄味がかる剣弁高芯咲きの中大輪種。花枝が長く、切花にも向き、育てやすい品種である。 | |
桃香 (ももか) |
H.T | 日本 | 2010 | 桃色の半剣弁高芯咲き。花立ちが多く見ごたえがある。香りが強く「上品で優れた香り」と評された。 |
写真 | 品種名 | 系統 | 作出国 | 発表年 | 特徴等 |
ヨハン シュトラウス |
Fl. | フランス | 1996 | 花名は、19世紀の有名な作曲家の名前である。中心がソフトピンクに染まるアイボリー色の丸弁平咲き。柔らかで繊細な色彩が魅力な品種である。 | |
ライラック ビューティ |
H.T | フランス | 2005 | グレーがかったラベンダーピンクと赤藤色の覆輪、丸弁高芯咲。甘い香りに、シトラスのフレーバーが感じられる。うどんこ病に強い。 | |
ラバ グルード |
Fl. | ドイツ | 1978 | 深みのある濃赤色で、浅いカップ咲きからゆるい抱え咲きのように開く。咲き始めは黒みがかって見える。多花性で大きな房となる。 | |
緑光 (りょっこう) |
Fl. | 日本 | 1991 | 丸弁カップ咲き。淡い緑色のつぼみは開花すると白色になり、のちに再び淡い緑色になる。花もちがとてもよい。 | |
ルージュ ピエール ドゥ ロンサール |
Cl. | フランス | 2002 | クリムゾンレッドのロゼット咲き。 ゴージャスな大輪で、濃厚な香りが楽しめる。 | |
ルージュ メイアン |
H.T | フランス | 1983 | ベルベットのような質感の緋赤色の半剣弁高芯咲き。花弁数30枚、花径13㎝程の花となる。花茎が長く、切り花に適している。 | |
令の風 (れいのかぜ) |
H.T | 日本 | 2020 | 波状弁の花姿が涼しげな風をイメージ。新しい時代の風を受けながら優雅に咲く様は凜として美しい。直立性の大輪花で柔らかなラベンダー色。とげが少なくわずかな香りもある。 | |
レッド スター |
H.T | イギリス | 1974 | 輝きのある真紅の剣弁高芯咲き。様々な品種が開発されている現在でも、不動の人気を保ち続ける真紅バラ。中香。 | |
レッド デブル |
H.T | イギリス | 1967 | 赤色の剣弁高芯咲き。赤バラの代表花の1つで、コンテストに向く。葉は光沢があり、強健で栽培しやすい品種。 | |
レッド ミニモ |
Min | オランダ | 1986 | 緋赤色で半剣弁高芯咲き。多花性で、花もちがよい。 | |
レッド レオナルド ダ ヴィンチ |
Fl. | フランス | 2003 | ルネッサンス期の天才芸術家の名をつけた花。濃いローズピンクのクォーターロゼット咲き。花弁が厚く堅いため、雨による傷みがほとんどない。花付きがよく、数輪の房になって開花する。 | |
レディ エマ ハミルトン | S | イギリス | 2005 | オレンジ色の花はやや黄色を帯び1~3輪程でカップ咲き。フルーツ系の香りにティー系の香りが少しのる。エマ・ハミルトンは、ネルソン提督の恋人の名前。 | |
ロココ | Cl. | ドイツ | 1987 | 繊細な色彩と波打つ花弁が優美な人気品種。伸長力に優れ、寒冷地では優れたブッシュローズとしても重宝する。フェンスやトレリスに誘引したり、壁一面に咲かせて楽しめる。 | |
ロザリー ラ モリエール |
Fl. | フランス | 2014 | 桜ピンクのロゼット咲き。耐病性に優れ、丈夫で良く育つ。花名は池田理代子原作「ベルサイユのばら」に登場する「ロザリー」に由来する。「私の春風」と言われた少女ロザリーの、可憐、清純な人柄をそのまま表したといわれる。 | |
ローゼンドルフ シュパリース ホップ |
S | ドイツ | 1988 | ライトピンクの一重咲きで、弁端が波打つ。大きな房咲きとなり、花数は多い。花もちがよく、春以降秋まで繰り返し開花する。 | |
ローズ ゴジャール | H.T | フランス | 1957 | フランスのバラ育種家の名門「ゴジャール」の名作の1つ。クリーム白にローズピンクの覆輪が美しい。花付が良く樹性は強健でよく育つ。 | |
ワイルド エドリック |
S | イギリス | 2005 | マゼンタ・ピンクの半八重咲き。ハマナスを先祖に持つ、イングリッシュローズ。強いオールドローズ香も特長。非常にタフで丈夫な品種。 | |
和音 (わおん) |
Fl. | 日本 | 2004 | 花の中心に明かりを灯したような黄色が印象的な花をたくさん咲かせる。楚々とした雰囲気で、さまざまな花や演出したい場所に調和し、「和音」を奏でるかのよう。ぎふ国際ローズコンテスト銀賞及び世界バラ会連合特別賞受賞。 | |
ワルツタイム | H.T | フランス | 1961 | 丸弁の花びらが柔らかに波打つ、魅力的な青バラ。青紫からシルバーがかった薄紫に移り変わり、大輪でブルー系の香りもあり、切り花にも向く。別名「サン=テグジュペリ」は小説「星の王子さま」の作者。 |
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