 板を重ね合わせて接着した材料。乾燥材を使用しています。 | |  |
構造用集成材の含水率※3は12%±3%(JAS規格では15%以下となっている)に調整されていますので、木材の耐久性を低下させる腐朽菌が発生しにくく、長期間品質を維持できます。 |
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構造用集成材はバラツキの少ない均一な強度が保たれています。これはJASに認められたもので、構造計算する際にも有利です。 |
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木材の家は燃えやすいというのが欠点ですが、同じ木でも断面の大きい集成材は、表面は焦げても内部まで燃えにくいのが特長。火災の際に表面が焦げて酸素供給を遮る炭化層ができ、1,000度を超えても強度を保つので倒壊防止に役立ちます。また金物に使われている鋼板は熱に弱い性質を持っていますが、火に強い集成材の内部に収まっているため、防火上も有利といえます。 |
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柱と梁、梁と梁の接合には、厚さ3.2ミリの鋼板(GK)と太さ12ミリのボルト、ドリフトピンを使用します。集成材の断面欠損を最小限に抑えられるため、十分な強度と粘りを持ったバランスの良い接合ができます。 |
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二次加工などのキズに対する自己修復能力と耐蝕性にすぐれた黒色ストロンジンク処理を施しているため、塩水を噴霧する試験で2,000時間以上錆を抑えるという高い耐蝕性を持っています。 |
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金物のジョイント仕口はすべて工場でプレカットされてきます。要望に応じて金物を工場で取りつけることもできますので、施工時間を大幅に短縮することが可能です。 |
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耐力壁にからむ柱の柱脚、柱頭には引き抜きの力が生じるため、それ以上の耐力を有する短期許容せん断耐力を持つホールダウンパイプ(HDCシリーズ、HDPシリーズ)を使用します。これらは軸組内部に収めることができます。 「クレテック金物対照表」を参照のうえ、仕様規定による接合金物と同等の耐力を有するクレテック金物を選定してください。 |
※3 | 含水率 | ・・・ | 木材に含まれる水分量を表す数値的な指標。 | | 含水率 | = | 『水分を含んでいる重さ』 - 『全く水分を含んでない重さ』 |
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『全く水分を含んでない重さ』 | | YSストロングフレームのプレカットは半自動専用ラインで行っていますので、より精度の高いプレカット材を提供することが可能です。 |  |  | |
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