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YSストロングフレーム |
在来加工 |
躯体接合 |
継手部分を接合金具で完全に締結。 |
オス・メスの加工による継手・仕口で抜け防止に補強金具が必要。 |
軸組木造の部材化 |
仕口の加工やボルト穴位置に方向性がなく、梁柱が左右どちら向きでも施工可能であるため、部材化が可能。 |
左右加工が異なるため部材化は不可能。 |
スミつけ・仕口加工 |
単純なワンパターンの加工のため、非熟練者でも加工可能。 |
熟練した技術を要する。 |
通し柱の断面欠損 |
ボルト取付穴のみと最小限の欠損で済むため強度が高い。 |
4方向から梁が接続する場合、欠き込み加工による断面欠損は極めて大きい。 |
集成材との適合性 |
梁せいが変化しても接合金具(GK10~30)で対応し、強度も増加する。またスリット加工のため、集成材(異等級)の個々ラミナ強度の影響がない。 |
梁せいが変化しても仕口加工は同一で、比例した強度は得られない。またオス加工すると、強度の弱いラミナ部位が残る。 |
断熱パネルとの適合性 |
接合金具は躯体内に納まり、パネルの納まりに適合性がある。 |
補強金具が構造材の外部に露出し、断熱パネルの納めがネックになる。 |
外圧(荷重・台風・地震
に対して)強度の比較 |
構造用集成材の金具接合により、在来加工の1.5倍の強度を確保。 |
在来仕口加工では正確な接合部強度は計算不可能.。 |
工期と建築費 |
非熟練者でも施工可能なため現状の人数でより多く棟数をこなせ、工期短縮と建築費の低減が可能。 |
熟練した職人による高度な技術が必要なため、工期と建築費がかかる。 |
クレーム発生率 |
主要構造材の割れ・収縮が原因とされる建具の開閉不良等のクレームが激減。 |
家全体の完成後のクレームの70~80%は躯体が原因。ソリッド材を在来仕口加工で接合すると、木材の狂いが原因による各種クレームが発生しやすい。 |