真 昼 岳 登 山 道 情 報

 お花畑を通過すると、ブナ林となります。時々、南峰の険しい山容がブナの間から見えます。
 最低鞍部から一気に南峰に登ります。コース最大の難所で、途中に鎖場があります。初夏の頃は、樹林帯を抜けると、シラネアオイの咲き乱れる小路となります。南峰の登りは40分はかかるでしょう。残雪の時期は注意が必要で、滑落しないようにしてください。

整備状況  18年夏に、刈り払いが終わりました。
コースタイム  約80分

峰  越  コ  ー  ス

23年 7月10日現在 7月15、16日は大雨の予報です。危険ですので入らないでください。
マーキングに沿って進んでください。上級者コースです。 
       

 松坂口からは、一気に兎平分岐まで登ります。急登が1時間半以上続きます。深くえぐれ、落ち葉の積み重なった登山道をただひたすら登ります。

整備状況  20年9月に刈払いをしました。急登ですので、体力の配分に気をつけてください。
水   場  松坂口(出合)が、最終水場となります。松坂沢の右岸から少しですが、非常に冷たくうまい水が湧いています。
コースタイム  約90分

 23年 7月14日現在
問題なく歩けます。15〜17日は、大雨のため峰越林道は通行止めです。   
  

登山口〜南沢〜石台

登山口〜向沢〜松坂口

 23年 7月14日現在  
問題なく歩けます。   
  

兎平分岐〜南峰〜真昼山

   

23年 7月14日現在   7月15、16日は、大雨の予報です。危険ですので入らないで下さい。  南沢にスギの倒木があります、通れます。南沢はマーキングに沿って進んでください。  

 真昼山への登山コースは、秋田県がわには3コースあります。最も一般的なのが峰越コースです。古くから参道として利用されてきたのが、赤倉コースです。足に自信のある方、体力に自信のある方は善知鳥コースはいかがでしょうか。
 標高わずか1,060mの山とは思えない高山的な雰囲気のする山です。尾根筋から眺める横手盆地北部の仙北平野は、屋敷林に囲まれた民家が点在し田んぼに浮かぶ島のようです。日本で最も規模の大きな美しい散居集落でしょう。田植えの頃、湖のようになり朝日、夕日に輝く様には見とれてしまいます。

赤倉コース分岐〜赤倉山〜真昼山  23年 5月10日現在  登山道は問題なく歩けます。

 大浅沢(おおあさざわ)新道  23年 5月 5日現在 問題なく歩けます。   
  真昼岳の周回コースが整備されました。
 善知鳥川の三沢出合を起点に、大浅沢右岸を進み、小浅沢(こあさざわ)を越えて右岸の尾根に取り付きます。アカマツの散在する尾根を急登すると、ブナの美しい林となり勾配もゆるくなります。やがてコースはブナ見平で左にカーブし、さらに尾根を登ります。枯れたアカマツの巨木が見えて来ますとチシマザサ見られるようになり、間もなく小杉崎からの尾根と合流します(アクビの台)。ブナの木立の向こうに、赤倉コースの南沢を確認できます。
 ここでコースは、右に折れ赤倉コースとの合流点に向かいます。左手にスギの巨木が現れます。枝が垂れ、地に着いた所から根を出し新しい個体となったアシュウスギ特有の現象が見られます。ここを過ぎると間もなく赤倉コースと合流します。

  赤倉コースは南沢を遡行しますので滑りやすいので注意が必要です。大浅沢新道は、登り始めは急登で汗を絞られますが、初心者の方にお勧めします。

 この新道を利用しますと、善知鳥の三沢出合を起点に、ブナ林、ヤセツル、真昼岳(真昼山)、兎平分岐、松坂(まっさか)口、向沢、善知鳥口と周回することができます。健脚向きのコースとなります。


整備状況 2018年 8月3日現在、刈払いが終わりました。          

コースタイム   三沢出合〜小浅沢出合 5分 〜 坊主アワ畑 1時間15分 〜 赤倉コース合流点 15分                        

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赤 倉 コ ー ス

  美しいブナ林の中を登るコースです。東北の山の代表であるブナ林の美しさを十分に満喫できます美しいブナの2次林、原生林を見ることができます。ブナ林を抜けると真昼山が右手に迫り、左手には仙北平野が展望できます。

整備状況  問題となるところはありません。毎年7月に刈り払いが行われます。
水   場  古いガイドブックには、やせづる尾根に水場があるように書かれていますが、大浅沢源流まで下りなければなりませんので利用できません。
コースタイム 約60分

善知鳥 (うとう) コース

  23年 7月14日現在 
 利用できます。。   
   

松坂口〜松坂〜兎平分岐

ここから真昼岳までは、もうすぐです。赤倉山の登りは、きつく感じますが、右手に横手盆地が見えるようになると赤倉山の頂上で、目指す真昼岳は目の前です。頂上には三輪神社の奥の院があり、りっぱな鞘堂におさまっています。この鞘堂は、避難小屋としても利用できます。
コースタイム  約20分 

林道峠〜北の股岳〜音動岳〜赤倉コース分岐
23年 7月10日現在

問題なく歩けます。 
 

 登山口(赤倉沢と南沢出合)から、南沢沿いに進み、ブナ林へと向かいます。南沢は、水量はありませんが、滑りやすい岩がありますのでしてください。

整備状況 夏(7月中旬)に定期的に草刈が行われていますので、問題となる箇所はありません。
コースタイム  約50分

石台〜やせづる〜峰越コース分岐

 向沢を数回渡渉し、松坂口まで沢沿いに進みます。始めに右岸の堰堤用の崩れかけた作業道路を進みます。難しい渡渉はありませんが、濡れることは覚悟してください。第8堰堤を越えたら左岸へ渡ります。そして、また右岸へ渡り、最終堰堤を越えてしばらく進んだ後、また左岸へ渡ります。そのまま沢を2回横切り、松坂口へ着きます。

整備状況  作業道路は、大雨で、所々崩れていますので注意してください。ペンキのマーキングを頼りに進んでください。橋はありません。向沢は、夏に刈払いを行います。
コースタイム  約60分

 真昼山を前方に、西に仙北平野を眺めながら登る快適な尾根コースです。登り始めて間もなく北の股岳の急登が、待ち受けていますが左手に迂回路ができましたので楽になりました。音動岳のシラネアオイは素晴らしいの一言です。
 登山道のわきには、可憐な高山植物も多く見られます。初心者の方でも安心して登れます。

整備状況   2022年10月に整備が終わりました。
 途中に水場はありません。峰越の水を利用してください。
コースタイム  約70分