2005年

「Infection」
「U」
「Cringe」
「-」(無題)
「青春万歳」
「ツアーソングU」
「アナタノヨウナ」
「輝き」
「Truth」
「カート」
「Overdose」
「Another World」
「悲愴」
「Girly」
「グットバイ」
「スノーフレーク」

©2005 by UOZU-Hakutan

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「Infection」

さえずる鳥 運ぶ ひとかけらの手紙
嫌気がさして 引き裂けたくなったよ
古びた煙突の揺らぎ・朱いカーテン
馴染みの会話も飛び交ってる

どうしても震えが止まらなくて
暗い部屋で高らかに笑う

威力のないあいつの声つぶそう 
もう誰も信じちゃいないよ
いつまで平行線をたどるの?
残ったのは怒りと憎しみ

噛み合わないチューインガムのような
ささいなコトまで敏感、ヤだな
机に飾る地図 いつの間にか
パステルいじり付着 指をなめる

繁華街に染まり 交わす約束
灰のジオラマ 見つけてしまった

知らん振りする鬼 たたきてまえ
廃墟と化した 心の隙間に
少しでも勇気 与えられるなら
のどぼとけ消化されるまで歌う

傷ついたコト・忘れたいコト
全てを生きる力に変えて
荒れ狂い にじむ街角
痛い・・・痛い・・・
痛い・・・Ah・・・

(2005.01.16)

「U」

あなたの胸で泣いてもいいですか?
窒息するほど 言葉は捨てて
狂おしい時の流れの中で 
愛しさ連れて どこまで行こう

捨てられて見失って 被る罪は様々
声を震わせ裸足で 部屋の隅っこ猫背で
そっとしておいて ボトルを片手に 
どうぞこのまま

What do you think? 理解不能 
自意識過剰?シャララと
口ずさみながら誤魔化し放つブーメラン
戻って来ないで 何もいらない
砂にまみれる

あなたの唇 奪ってもいいですか?
乾いた関係 飽き飽きしたから
生めかしい果実をかじって
感じるだろう 「愛」の素晴らしさ

長針と短針のPhysical dance
見つめるたびに 涙を浮かべて
気持ち悪いと 避けられちゃって
荒れる首都高 

朧々と引き付ける先は
嗚呼 枯れていく心は屋根へと
プライド高い訳じゃないんだ
真白い気持ち 息を飲み込んで

あなたの指にそっと絡ませて
めくるめく不思議な空気触れて
全てを打ち明けたコトに誇ろう
扉こじ開け 広がる世界は・・・

ひとつ・・・ひとつ・・・
いつまでも・・・ひとつ・・・

(2005.01.16)

「Cringe」

近い/ようで/遠い/あなた

まったりした空気に 戸惑いながら
流されまくって 自嘲

回る
揺れる
竦(すく)む
今も・・・

赤く/染まり/やぶれ/かぶれ

たった一つの思い 引きずりながら
手をつなぎ歩いていいの

光る
馳せる
掴む
進む・・・

ずっと
ずっと
ずっと
続く・・・

あなた
あなた
あなた
だけで・・・

(2005.01.25)

「-」(無題)

空へ伝ふ 花や樹々に
耳を当てて 命想ふ

一瞬に奪われた 
かけがえのないモノは
今 ここにいて 
目を輝かせて祈る先は・・・

(2005.01.26)

「青春万歳」

吐けるだけ吐いた
傷口は増えた
茶色い新聞
ゆがんでく顔

窓の外の下
飛び散るしずく
自分と重ねて
言葉失う

誰にも言えない
言う自信もない
言う立場じゃない
もう何章目?

みんながみんな
そうじゃないのに
イメージまとわせ
今日もののしり

僕は・・・
僕は・・・
僕に・・・そして
僕に・・・

ほんの数cm
カラーバーなしで
うすら陽炎の
思春期をくれ

まだ感じてない
まだ感じてない
まだ感じてない
思春期をくれ

(2005.02.09)

「ツアーソングU」

Everybody 並んで
手つなぎ
輪になれ
またこうして出会えるように

青写真 あっても
憂鬱さ
構わない
人泣かせのフライト重ねて

Yeah・・・
荒波蹴って戦っていくぜ
Yeah・・・
悲観捨てたバカであり続けたい

あったかい 何かを
思い出せ
素直に
愛情・友情・心情 全てを

Yeah・・・
降り注ぐヒカリの当たる場所へ
Yeah・・・
生まれたキミもキミもキミもjewel

Yeah・・・
こんなコトしかしてやれないけれど
Yeah・・・
ここまで大きくなりましたFather・Mother

Yeah・・・
我が心の故郷はここにある
Yeah・・・
僕は死ぬまで世界の反逆児

(2005.03.14)

「アナタノヨウナ」

アナタのようなタフなハートが欲しい
ここを歩くなら
ヒトだってミステイクがあると言うが
どうすればいいの?

あのね うんとね えーとね
ショーウィンドウ越しでいいでしょ

アナタのような緻密な脳が欲しい
眠らない街へ
風とともに去る乾いた唇が
現在(いま)を物語る

だって そして だから
夢の続きを描いていく

Uh〜言いたいコトは分かってるさ
Uh〜もうそんなに長くないから

アナタのような眩い笑みが欲しい
私だけそっと
それを見てる
同(おんな)じ宇宙(そら)へ集う
無重力のまま

Ah〜嫌気の嵩(かさ)はエリート
Ah〜只 負けたくないだけで

だけで・・・

(2005.03.21)

「輝き」

若さ故戸惑いがあるだろう
いつの間にか苛立ちに変わってく
でも見捨てないで欲しい
そこには「情」の熱いボールがある

力なく悔しさがあるだろう
影引きずり家路へと向かう
でも泣かなくていいよ
今日はそばにいてあげるから

いつかは積み重ねていった
全ての感情をキミに教えてあげる
暗い世の中だからこそ
笑ってみんなを包み込みましょう

そして歩き出す
未知の領域へと

(2005.04.13)


「Truth」

手と手が磁石のように
思いを馳せた向こう側
知らなきゃいいコトもある
どんどん枯れてしまうから

強がってばかりいたって
鏡は見抜いているんだよ
傷つき繰り返し吐いたウソ
誰も気付いていないよね

攻守のバランスぐらついて
本当の自分は何処にいる?

ありがとう 言えなかった
ふらついても歩いてくよ
幼き頃の従順な眼差し
今、あなたに贈ります

美味しいスープのように
徐々に芽生え始めてる
今日は側にいて欲しい
上手く説明しにくいが・・・

夜を超えて 時を越えて
築こう 新しい世界を

グッと来る瞬間 噛み締めて
鼓舞する熱いテレパシー
奏でたピアノのメロディーで
永遠を包むのも悪くない

ためらわないで おごらないで
さようなら さようなら さようなら
忘れ物はもうないよね
息を吸い込み 扉を

たたいた。 

(2005.06.26)

「カート」

ひざを抱え うつむいてる
ふわり浮かぶ 未来像は
我慢出来ずに 震えていた

レールに沿い 歩いていく
心なしか 息苦しい
腕を広げ 飛んでみよう

答えを見ず 理解(わか)りもせず 
呆然と立ちつくすまま
暴落する世界 笑い飛ばす日々 So long

たくましくなる あなたを見たら
僕ノ存在無クテモイイト
白には白と 黒には黒と
首を傾ける こめかみにtrigger

流れる雲に つかまえたい
無茶を言うなと ののしる大人(ヤツ)
殴りたくて たまらないさ

上っ面な 言葉を並べ
吸い込まれる 宇宙(そら)のような
このまんまじゃ 明日はない

愛したい 愛されたい 命の根源にある魂
とてつもなく 大きくて 抱えきれなかった

小さくなってく 壊れてしまう
僕ノココロヲ受ケ止メテ欲シイ
偶然じゃなく 必然なんだ
タイム・リミット 刻々と来々

想いは果てしなく・・・
願いは揺るぎなく・・・

Stay away Get away 
Stay away Get away 
声ガ枯レルマデ 叫ブ永久(とこしえ)ニ

Stay away Get away 
Stay away Get away 
声ガ枯レルマデ 叫ブ永久(とこしえ)ニ

(2005.08.21)

「Overdose」

曖昧模糊のEveryday 
そんなに寄るな夜光虫
To The People 置き去るまんま
何の為に決められた政治家

予想出来ないキミの空想
憂いに染まった部屋中のカーテン
Communication 止まらないCry
闇に飲み込まれた一瞬のすきまに

つぶされそう どこまでも広がる
See in the sky 風で揺れる草原
張り裂けそう May be どういう意味?
濁しちゃって 行方をくらます

つながっていたい Love & Peace
つながっていたい Love & Peace
The Experience スーツケースに
もう閉めないで Get away 次の未来へ

渦を巻くサイケデリック
はまりそう 落ちていきそう
軽快なGroove 止まないBeat
踊りまくれ 陽が昇るまで

One more chance 成し遂げるまで
Clap your hand 赤くなるまで
さぁ立ち上がれ!右往左往
All Generation 変えてやろうぜ

O・O・O・O・・・Overdose・・・

(2005.08.23)

「Another World」

当たり前のように 飛び交う 人ごみの中
そこには 途方に暮れ のたれ死ぬ僕がいて
カラスがつついてる 悲しい響き

広がる地平線 僕を呼んでる
結んだ唇 波に委ねて

途切れた翼が 
やけにもろく
染み付いた傷み・悲しみ 
出会いと別れの繰り返し
長く伸びた影を引き連れる

さぁ 何色の絵の具を 混ぜてみようか
忘れたくない キミの笑顔 刻んで
とんでもない奇跡が生まれた

遥か光よ 砂を掴んで
そっと離して 祈りを捧げ

黒い雨粒に
濡れて染まり
限界を越えたその瞬間
理想と現実に悩み
深みにはまり 記憶が・・・

窓辺にもたれ
夜風に当たり
理由もなく泣いていたよ
明かすコトのない我が正体
どんどん忘れ去られて

生きていくコト
死んでいくコト
隣り合わせなのは知ってる
天使が指差すその先は
たった1つの楽園

(2005.08.23)

「悲愴」

通りすがる人の目を見ても何故か白
僕がいないコトにしておこうかと
どうせいないようなものさ 分かってる
死の肯定者は辺りに群がる傾向で

人に頼らず 誰にも言わず
闇の向こうにいるのは・・・

いずれは風化されるコト
涙は一瞬の出来事
響くは晴れたアビィ・ロード
ラ・ラ・ラ 空に身をまかせ

一度っきりの過ちでいつまでも残るしこり
女々しさにふける僕を殴りたいだろう
でもそんな必要はない
ココロの琴線を切らし気を失う

世間を笑い 政治化責めて
遠まわしの声は止めろ

若さは何を物語る?
人生は何の為にある?
好きばかりじゃNoなの?
ナ・ナ・ナ スターは吠える

部屋に広がるサラウンド
ぐっと唇 噛み締めて
悲愴に染まる毎日よ
ハ・ハ・ハとなればいいのに

(2005.10.12)

「Girly」

耳を塞いで頭を振る
ベッドの上で跳ね回る
スローモーションの流れに
逆らわぬまま生きている

生きている・・・主張を持って
生きている・・・証 残して

(2005.10.29)

「グットバイ」

僕の前から消えちまえ
遠いお空へ消えちまえ
見るだけで 涙溢れる

行きたい人に飛んでいけ
行きたい所(とこ)へ飛んでいけ
伝わらないのは分かってる

どんどん醜く 生意気に
Frusutraition's Devil Go Home

過ちを拭い切れなくて
平伏すまで 声 枯らして

思い存分 塗りつぶせ
息絶えるまで 塗りつぶせ

ザーザー降りの雨の中
I'm Heartbreaker Heaven or Hell

悲しみの果てにあるのは
忘れられない温もりだけ

電車に揺られ眠りたい
ペンは机に置いたまま

You say Good-bye.

(2005.11.01)

「スノーフレーク」

降り積もる雪がみんなの願いなら
世界はどれだけ笑っていられるか
見栄を張ってみたり 苛々したり
空しさ誘う闇を抱えて

ここにいても良かったのかな?
かざしたナイフは月のように

本当に任せていいのかな?
僕等の気持ちけなし続け

通り過ぎてく恋人達は
孤独を分かち合えるだろうか
空気になかなか馴染めないまま
呼吸は徐々に荒れてたんだ

涙はもう枯れちゃった
キミに何も言えぬまま
うやもやはあるんだけど
深く深く沈んだまま
只、抱きしめて欲しかった
只、抱きしめて欲しかった
それが最後の答えだよ

素晴らしい 美しい
けどたまにあるザンコク
引きずって 引きずって
今日と言う日を送ってる

(2005.12下旬)