美郷町立美郷中学校

美郷の学び

研究主題
わかるよろこびと     考える楽しさを         実感できる生徒の育成
    〜生徒指導の三機能を授業に生かして〜
研究主題設定の理由
 本校は,町内3小学校から生徒を迎え入れる19学級(特別支援学級含む)の大規模校である。生徒は素直で,真面目である。また,行事などに真剣に取り組み,与えられた役割を果たそうと一生懸命に取り組む姿が見られる。さらにリーダー的存在の生徒の働きかけ,呼びかけによってより良い学校を築くために全校生徒を巻き込む活動を推進していこうとする動きも見られる。生徒自身が学校文化を創り上げようとする気概が「美郷プライド」の土台になりつつある。
 反面,大人数の中で学習・生活するという大きな環境の変化に戸惑い,自分らしさの発揮や自らの可能性の伸長の面で課題が見られる。そのため,他人の目を気にして自ら進んで発表できずにいたり,わからないことを質問できずにいたりと間違いを恐れる,人前に出ることを遠慮する生徒もいる。また,学習リーダーが授業を牽引しようとする気概が十分に発揮されず,「わかる」「できる」学びの楽しさ,満足感を味わったり,共有し合ったりする機会を数多く味わうことができずにいるという課題の改善が求められている。
 以上のことを踏まえ,温かな人間関係の構築の上に学習規律・学習習慣の定着を図ることが重要だと考える。その土台になるのは心を開いて安心して入ることができる教室,互いの良さを見つけ,受容し合う授業である。授業において,心を開いて仲間と共に学び合う楽しさを実感することで得られる「笑顔」が生まれ,その楽しさから学びたいという意欲が「やる気」につながり,多少の困難も乗り越えていこう,粘り強く取り組もうとする「根気」をもたせることが,学力を向上させることにつながるのではないかと考える。それは即ち,生徒指導の三機能を生かす授業の構築につながる。
 わかるよろこびと考える楽しさを実感できる生徒を育成するためには,健全な「心力」と「体力」を基盤に,学習習慣の確立と生徒の学び合いを重視した授業づくりに取り組むことが重要と考え,本研究主題を設定した。
    
研究の仮説
生徒指導の三機能を生かした授業によって                        
わかるよろこびと考える楽しさが    実感できるのではないだろうか。