去年の夏、ブラボーと遊児さんから秋田でマジックのイベントやってみないかと
話があった。
「マジックが戦後初の大ブームになってる今がチャンス」
ということで話は決まった。
そして2月12日秋田初の「ハタハタマジックコン親会」が開催された
これは管理者ミッキーハタのコン親会に参加しての記録です
写真などお断り無く使わせていただいてますのでご迷惑な方は
連絡下さい。あくまでも私の日記帳みたいなもんですのでご了承願います・・・

コン親会前日(2/11)

秋田ビューホテルロビーにゲストと参加者が集まった
猛吹雪の中でも飛行機を無事着陸させるあたりさすが大物マジシャン
さっきテレビで見たばかりのマーカ・テンドーさんが目の前にいる
噂のマジシャン鴨志田さん武藤さんも登場
さっそくタクシーに分乗して歓迎会場「迎賓館」に向かった

会場にはすでに何人かが今か今かとゲストの到着を待ちわびていた
そしてまもなく今回の司会を担当してくれる宇奈月満さんが登場し

事務局長遊児さんの挨拶に続きブラボーの乾杯にて宴は始まった
ここでテンドーさんが一言
「いろんなとこに行ったけどやる前に宴会やるのは秋田が初めてだ!」

最初は軽い会話だったが飲み始めるとそこはマジック仲間
あちこちでマジック談義が始まる
鴨志田さんもバックから色々と小物を出し始め営業用マジック
これに対抗してわれらがブラボーも得意技を連発
「サイコロ」「ババ」「ムスビ」・・・見た人しかわかんね〜だろな(笑)
目の前でこんなマジックを見ながら酒を飲めるなんて最高!

隣では武藤さんが物静かにハタハタときりたんぽを食べながら
右手にビール、左手には熱燗とさすがマジシャン!両手を使って飲んでいる
しかし彼女の酒の強さには驚いた。全然表情が変わらない
見るといつも飲んでるのだけど、ニコニコしてるだけで酔った様子が全然見えない

これに対して鴨志田さんは見事壊れてくれましたね〜
ミ「この後、秋田美人見に行きますか?」
鴨『行きましょうよ〜〜〜!お願いしますよ〜〜〜!』
って事で2次会突入!
ここでお酒を飲まないテンドーさんとはお別れ
もっとマジック見せてもらいたかったんだけどな〜

場所は川端のクラブ「A−Line」
鴨『みっきーさん、秋田美人いいですね〜〜〜!(#^^#)』
こっからはもうスナック芸のオンパレード!
私もキライな方じゃないんでマジックバトルが始まった
他のメンバーは明日の事もあるので先に帰ってしまい
残ったのは俺と鴨志田さんだけに・・・俺らも明日があるんだけどね・・・
飲んだ後はいつもラーメンと言う事だったんで
『締めは秋田ラーメンにしますか!』
向かいのパイプ仕立ての店に入ってビールとラーメンを頼んだ
明日は頼むぜ〜


そしていざ本番の朝
12階の食堂に行ったら、なんと偶然鴨志田さんもそこにいた
前日の行動を色々話したけど記憶が飛んでわからないところも・・・
「記憶を飛ばす」それもイリュージョンなのか?
12時集合ということで時間に余裕があったんで
俺の部屋で鴨志田さんにレクチャーをしてもらった
色々なテクニックを教わってラッキーと思ったのだが
記憶力の無さ・・・家に帰ったらすっかり忘れてしまっていた(残念!)

集合時間に会場に入ったらすでに準備が始まっていた

驚いたのはテンドーさんが持って来てくれた大道具
ステージの黒幕は圧巻だった
わざわざこんなすごいものまで用意してくれるなんて
このショーに協力してくれる意気込み、すごいもんだと思った
ステージの準備がほぼ完成したとこで
今度は自分のマジック道具のブース作り
これだけビックなマジシャンが自分でこんなに仕事をこなしてるなんて
驚き!改めて敬服です。
俺にとっては始めての道具が色々並び始めました

ディラーブースを子供のようにサイフをにぎりしめじっと探索
何点か購入。。。ついニヤニヤしてしまった(恥)

そしてステージのリハの時間
俺の役目は音響と照明
実はこれが初めての経験
演者達のカセットを集め始めたら
なんとカセットだけじゃなく、CD、MDまであった
恥ずかしながらMDなんて使った事の無いメカオンチ
どこに挿し込めばいいのか曲番はどうやって変えるのか
チンプンカンプン???
係りの人が着てくれたので一安心したが
「本番では私、会場に回らなきゃいけないんで」
冷たいお言葉・・・・俺ひとりかよ
いざリハが始まるとますます大変
「ここでスポット何番と何番点けて!会場は全消し」
「音もう2メモリ上げて!はいチェック!」
「次の音楽の切り替えで場内20%。スポット6番だけ」
「この曲終わったら場内全部消して、すぐにもう一度BGM」
・・・・・んひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
頭の中がごちゃごちゃじゃ〜〜〜
メモはとったが後でほんとにできるんか???
不安で頭が真っ白になった
あわててコンビニにノートと赤ペンを買いに走り
部屋に戻って整理を始めた
整理しているうちにますます混乱してくる
会場ではテンドーさんのレクチャーが行われてるが
とても見る心の余裕が無い・・・(;;)
不安なところを演者達に再確認
なんとかできそうなところまでは書き上げた

場内にはだんだんお客さんが入ってきた
本番まで後わずか・・・


そして宇奈月さんの司会により
「第一回ハタハタコン親会」が始まった

最初はブラボーのハタハタマジック
何度見ても笑える!



そして「遊児&麗花」のマジックショーと続いた


ここでアクシデント発生
準備してたカセットを途中でかけ間違えてしまった
流しっぱなしで良いと言われてたのに
曲が終わった後に止めてしまい別のテープをかけてしまったのだ
最初っから大きなミス!
ふたりはそのままの音楽で演技を続けてくれたが
演技の途中で音楽が止まらないように俺はただ祈るだけだった・・・
さすが慣れてるふたり、なんとか合わせてやってくれたが
せっかく今まで練習してきたものを台無しにしてしまった事で
一挙に落ち込んでしまった・・・
でもこの先ゲスト達の演技がまだまだ残っている
気を取り直してやることに・・・

秋田のマジッククラブの紹介の後
乾杯!
テーブルに入って軽く歓談タイム
とはいえ気持ちは落ち着かない
ビール2杯も飲んだだろうかまた裏方に戻る

自由参加マジックが始まった
ここはあんまり照明や音楽の注文がなかったので気楽にできた
写真撮りたかったけど体はひとつなんであきらめた・・・
それぞれが今まで練習してきた技を披露
みんな持ち味が違うので楽しめた
そんな中、最長老の出演者の助手を急にやるはめになった
ステージにテーブルを並べ、9枚のカードを立てかけた
「これから何枚カードを移動したか私が当てますので1〜3枚のうち
好きなだけ移動して下さい」
なんか良く意味がわかんなかったんで1枚だけ移動した
「さ〜それでは何枚移動したか当ててみましょう!ん〜2枚」
みごとハズレ!だけど・・・間違いというわけにもいかない雰囲気
苦笑いしながら『は、はいそうです』
そしたらそのまま続けることになり何がなんだかわからなくなってしまった
さっきテープの入れ替えで迷惑かけて、今度は助手で迷惑かけちゃうんか・・・
もう頭の中パニック!ここで宇奈月さんから
「え〜すいません、持ち時間になりましたんで・・・」
ふぅ〜〜〜助かった。。。。いったいどんなマジックがやりたかったのだろう?
いまだにわからん???

ちょっと時間を置いてテーブルマジックの時間になった
数人のマジシャンが抽選で決まったテーブルで技を披露するというやり方
俺は運よくマニアじゃないテーブルに行くことになった
いつもの調子でポンポンとテンポ良くやることができ
自分的には満足なできだった
遠くで大きな歓声があがったと思ったら
なんとテンドーさんがやってるじゃないですかい!
黒山の人だかりでとても見えなかったけど・・・どんなマジックやったんだろ?



他にも13歳の少年のマジックに大喝采があがってたようだ
秋田のマジック界も先が明るくなったような。。。

 

そしていよいよクライマックスゲストマジシャンのショーが始まった
裏方に戻り音楽と照明の再チェック
ここで見たのは今までに知らなかったマジシャン達の
出演前の緊張感
みんなピリピリした感じでとても声をかけれる雰囲気ではなかった
一番バッターブラボーがスパイダーマンに変身して登場
北海道で発明したと聞かされていたマジックを始めて見た
さすがである!ブラボーならではのマジック!



そして武藤桂子さんの華麗なマジック
なんともいえない妖しげな雰囲気にお客さんもうっとりしていた
お酒飲んでるときにこの表情されたら俺もいちころなんだけど・・・・(^^;)



続いて鴨志田さんの和妻
おいおい!昨夜の君はどこへいったんだ!
全然イメージが違うじゃん!そっか!昨日の店の子が見に来てたもんな!



最後は待ってました!マーカ・テンドーさんのマニュピレーションです!
俺も最後の照明に緊張最高潮!
なんと舞台そでに立ってるテンドーさんが両手を合わせて祈ってる
見てはいけない場面を見たような気もした
そして最高の感動を味合わせてもらった。。。
スポットの中、カードが生き物のように飛び回る



テレビで何度か見た演技だけど
こんな近くで、それもこんな裏側で見ることができるなんて
最降の幸せだ!照明やってて良かった〜〜〜〜!
と感動してる間もなくBGMをすぐかけなおししなきゃいけないことに気づいた
ところがホテルの従業員がうまく操作してくんない!
自分でやってなくて文句言えないが
何度も終わったらすぐかけなおしってお願いしてたのに・・・
本日3度目のドジをふんでしまったが
ブラボーの偽テンドー演技に助けられた
いや〜世界に通じる演出だよねこれは!たぶん誰もマネできないだろう

最高の笑いと拍手の中、長い一日が終わった
出場者がステージに上がり満場の喝采をあび大盛況、大成功でコン親会は終わった・・・





 

2005.2.12 「第一回ハタハタコン親会」 秋田ビューホテル